ストライクインダストリー (Strike Industries)が新型オプレッサーをリリース
あらゆるハイダーに装着できるユニバーサル・オプレッサー
斬新で先進的なデザインが人気の実銃パーツメーカー ストライクインダストリー (Strike Industries)が、新たなオプレッサーをリリースした。これまでもオプレッサーを製造してきた ストライクインダストリー だが、既存のモデルは専用ハイダーが必要であったのに対し、新たにリリースされたSI OPPRESSOR Universalは標準的なハイダーであればあらゆるモデルに取り付けが可能となる。
SI OPPRESSOR Universalの特徴
SI OPPRESSOR Universalは外径25mmまでのフラッシュハイダー及びマズルブレーキであれば取り付けが可能で、市場で出回るほぼすべてのマズルデバイスで機能させることができる。
オプレッサーの取付には予めバレルとハイダーの間に専用の3ラグ クイックデタッチベースをセットする。これにより押しながらわずかに回転させることで簡単にオプレッサーの脱着ができる。
弾薬については5.56mm(.223)、7.62mm(.308)、9mmの一般的な口径にマルチに対応する。ボディは6061-T6アルミ合金製で、アルマイト処理によるブラック、レッド、ブルー、フラットダークアースの4色展開となる。
SI OPPRESSOR Universalは内部形状により燃焼ガスの流れを制御して前方に押し出し、マズルブレーキの効果を維持しつつ発射音とガス圧の拡散を防ぐ。
オプレッサーとは?
オプレッサーとは ストライクインダストリー におけるブラストシールドの独自の呼称である。
ブラストシールドはサイレンサー/サプレッサーと同じようにフラッシュハイダーやマズルブレーキを覆うように取り付けるデバイス状のものや、ハイダーの代わりにバレルに直接取付けるものがある。
目的はサプレッサーとは異なり、発砲音や発砲炎、燃焼ガスを前方のみに集中させ周囲に拡散させないためのデバイスとなる。
近年では特殊部隊などによるCQB(近接戦闘)が増え、発砲によって発生するマズルフラッシュやガスの悪影響を至近距離でフォーメーションを組む隊員同士に与えないために開発された。
ブラストシールドは民間でも使用され、シューティングレンジやタクティカルトレーニングなどで周囲への配慮のために使用するシューターも多い。
ストライクインダストリー はエアソフト業界へのパーツ提供も積極的なメーカーであるため、SI OPPRESSOR Universalが今後エアガン用パーツとして流通する可能性も低くはない。
既にSI OPPRESSORなどは出回っているが(MADBULL名義の場合あり)、オプレッサーはライフルのフロントを個性的に飾るアクセサリーとして今後も要注目のカテゴリーと言えるだろう。